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07:10:05


さて、いよいよ始まった10月期のアニメを向かえた今、皆さんや僕の頭の中は、
一騎当千の事など忘れて次のアニメやレビュー作品の事で一杯になっている
ことと思いますが、
それでも今日はやって来ます。明けない夜はないのです。
だから第四弾もやって来ます。誰が何と言おうとやって来るのです!
言葉の間に因果関係が無くたって気にしてはいけないのです!
という訳で、今回も元気よく行ってみようと思います。






それぞれのコスプレをさせられて集められた、許昌・南陽・成都の主力メンバー達(商業的な意味で)
そんなメンバー達を前に、仁王立ちした呉栄さんが声高々にとある宣言をするのであった。


「野球拳 in」

「赤壁の戦いよぉ~!
アッチもコッチもヌギ~ヌギっ☆
はい、リピートアフタミー。」


「アッチもコッチも・・」

「ヌギ~ヌギ☆・・。」

呉栄さんの掛け声の下、突如として始まった野球拳大会。
三校の敵対勢力が一堂に会して蟹をつつきあったり(武器で)しているという状況だけでも頭が混乱しそうなのに、
それに加えてコスプレ野球拳大会までもが始まってしまったため、
この事態に完全に頭の麻痺した呂蒙さんと関羽さんの二人は、
呉栄さんがノリとテンションだけで口走った意味不明な言葉も自然と繰り返してしまうという、
素直で可愛い良い子ちゃんになってしまうのであった。所謂マインドコントロールです。


「はぁ~い、質問がありま~す!」

そんな中、元気よく手を挙げた劉備さんが「野球拳てなんですかぁ~?」っと、
穢れを知らない無垢な視聴者達の為に、律儀に質問をしてくれるのであった。
まぁよく考えると穢れてない視聴者はそもそも見ていないような気もしますけど…。


「あぁ~・・玄徳、野球拳いうんはな、まぁなんつーか、
ジャンケンして負けた方が服を脱いでいくっちゅーゲームや。」

「ぐびっ・・ぐびっ・・・。」
「しっかしまぁ、アレやな。
ふいんき(←何故か変換できない)に押されたとは言うても、
誰でも思い付きそうなベタでしょーもない企画やな。
きっと考えた奴は余程のアホやったんやろな~。」

(・・・また益徳の出番が減りますね。)

そんな劉備さんの質問に横から答える張飛さん。
本当は知的な所をアピールし、その新たな魅力で今後の出番を増やそうと画策していたのですが、
後半の余計な言葉が仇となってしまい、出番が減る可能性が極めて高まってしまうのであった。
しかし、そんな張飛さんの言葉に対して不敵な笑みを浮かべると、
呉栄さんは視聴者が喜ぶ角度でメンバーを見つめ、


「バニーにブルマ、制服巫女さんスクイズ、「Nice boat!」
・・・じゃなかった、スクミズスクミズ。」


「そしてそれらを脱がしてゆくという野球拳。
まさにベタ、ベタな展開。ベタこそウケる基本!
取り敢えず脱がしておけば視聴者達は食いついてくるのよ、
ココの管理人みたいにね。」


――と、この企画の意義を説明するのであった。
ノリで喋っているため最後の方は意味不明なことを口走っています。


「なるほど、素晴らしいお考えですね。」

しかし、そんな呉栄さんの考えを呂蒙さんはこれ以上ないほどに褒め称えるのであった。
流石は呉栄様、素晴らしいお考えです。
ありとあらゆる萌え需要に対し応えることの出来るコスプレだけではなく、
それらを少しずつ脱がすことで萌えを超えたエロスとチラリズムまでも引き込み、
尚且つ、ただ脱がすだけではなく野球拳という方法を使って脱がすことで、
ただ漠然と存在したエロスの部分にゲーム性までをも取り込んでしまわれた。
もはや私には“流石”という言葉以外は思いつきません。


「――って、んなわけあるか!
何で私達がそんな事しないといけないのよ!?」


――と思ったら、既にマインドコントロールは解けていた呂蒙さん。
まだ後遺症が残っている為にふかわりょうレベルのノリツッコミですが、
本気を出せば出川哲郎レベルのノリツッコミを出すことも可能です。どっちも対して変わりませんね。


「あらぁ?」

スチャッ!
「そんなこと言ってもいいのかしらぁ?」

しかし怯まない呉栄さん。そんな呂蒙さんの反抗を見ると、
それを嘲笑うかのように邪悪な笑みを浮かべてブルマに布団叩きを装備します。


「ふん、悪いがそんなモノにわざわざ付き合ってやる義理は無い。」

そんな呉栄さんの様子に自身も得物の手錠を取り出す呂蒙さん。
「何処から出したの?」なんて、野暮なことは考えてはいけません。
際どい角度ではみケツが見えた。それだけで十分なのです。



チャキンッ!

そして何故か関羽さんも得物を取り出しています。ちなみにこちらはノリで出しました。


「力ずくでも中止にさせてもらうぞ!」

――そんな関羽さんは他所に置き、
大体アンタ17歳じゃないだろー!と叫んで、呂蒙さんは呉栄さんに襲い掛かるのであった。

その結果↓


「あ、あぁ・・私の冷艶鋸(レイエンキョ)が布団叩きなんかに・・・。」

何故か一緒にやられた左手で隠す場所がオカシイ関羽さんは悲嘆に暮れ、


「フッフッフ・・・。」

「あ、あぁ・・・や、やめて!
お願いだから酷いことしないで!」


呂蒙さんは魔王化した呉栄さんの前に差し出され、己の運命を受け入れたのか、
生け贄の子羊のようにプルプルと震えて怯え出すのであった。
視聴者も期待と興奮のあまりに頭の血管が切れてプルプルと震え出しています。


スッ・・。

ズルッ!

しかし、そんな呂蒙さんの縋るようなお願いは完全にシカトされ、
呉栄さんは呂蒙さんのブルマにそっと手を掛けると、
そのまま一気に脱がしに掛かるのであった。


「あ、あぁぁ・・・!」

ふにふに・・・チュ・・クチュクチュ!
「あっ、はぁん!」

「・・・くっ、悪ふざけはいい加減に・・」

・・・ズッ!つぷぷ・・!「ぐ・・っ!」

――ズブっ!
「はぁぁんっ?!・・あ・・あぐっ・・・
そ、そこは・・・違ぅぅ~・・・っ!」


(――なんて事をされるんじゃないだろーな!?)

ブルマを脱がされたことで妄想が加速する呂蒙さん。
しかし、そんなことは放送の都合上起こる訳も無く、
妄想だと知ってガッカリする視聴者達を他所に、
実際には皆の見ている前で直にお尻をペンペンされただけでした。


お尻丸出しの状態で関羽さんに慰めてもらう半泣きの呂蒙さん。

しかし、呂蒙さん達がそんなこんなをして慰めあっている間にも話は進み、


「絶対に負けられないわ!
私達を差し置いて人気No.2&3のあのコンビには、
何としてでも必ず一泡吹かせるのよ!分かったわね!?
人気の無い者の惨めな気持ちを少しでも思い知らせてやる!」
「“達”は余計よ。あなたと一緒にしないで。
私は可愛くて小生意気な魅惑のゴスロリっ娘なんだから。」

「・・賈詡は・・・人気・・・無い・・・。」

「何か言った、夏候淵!!?」

「うるさい。」
「くっ・・!」

「いいな、孫策!手加減は無用だ。
全力で奴等を叩き潰すぞ!」

「オーケ-蒙ちゃん。
蒙ちゃんのお尻の恨みは必ず晴らすよ!」

「・・・・・。」

人数の関係上、新たに趙雲さんを加えた南陽のブルマーチームと許昌のバニーさんチームが、
(味方同士で)火花を散らして気合十分に向き合う中、
いよいよ野球拳大会一回戦が幕を開けるのであった。

その結果↓

<敗者>

「なんでよぉ~!何でこうなるのよぉ~!?」
<勝者>

「やったね蒙ちゃん!」
「ふん、勝って当然だ。」
「まぁ、一人は完全敗北しかけましたが・・。」
「う、うるさい!」

タイトルの割に野球拳がまるっきりカットされていたため、
ハッキリ言ってチラリズムもゲーム性もあったものではないのですが、
取り敢えず、さり気にノーパンな孫策さんの居るブルマーチームが勝ちを押さえ、
次はシードの巫女さんチームと戦うことになるのであった…。



……背後の呉栄さんが親父臭いです。