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そんな訳で、本編が終わってしまったがためにパンチラ分が補給できず、
その所為で半狂乱になったファンが各地でスカート捲りを起こすという事件が勃発しているため、
それを抑止するために、社会の治安を守るために、今度はおまけを作ることにしました。
名付けて『一騎当千桃色レビュー』、今回はその第一弾です。
どの辺が桃色なのかは敢えて言いませんが、乳首です。書くと恥ずかしいですね。
なので、コレを読むつもりのある方は今すぐ部屋の鍵を閉めて下さい。
そして18歳未満の方は見てはいけません。18歳未満なのに見たら怒りますが、
親・兄弟等に見つかった際に「これ凄く面白いよ!自分のPCで見てみなよ!毎日通いなよ!」
――っと言ってくれるなら、許せるかもしれません。
そーいう意味では、部屋の鍵を閉めないというのもありですね。
いい加減にしないと「オラァ!乳首見せろよテメェェェっ!!」っと叫ばれそうなので、
思わぬ冤罪者が増える前に始めようと思います。



「フンフ〜ン♪」

「フフフ〜ン♪」

バサァッ!

鼻歌交じりに制服を脱ぎだす、ご機嫌な様子の関羽さん。
お、おぉ!初っ端から関羽さんの乳首が全開なのか!?
――っと、鼻息荒く騒ぐファンに、ぬか喜びを与えます。

ガッカリするファンとは対照的に、関羽さんがご機嫌なのには理由があるのでした。
今日は週末のお休みを利用し、劉備さん・張飛さん・諸葛亮さんと四人で、
温泉にやって来たのです。その証拠に、




(???)

隣りで、同じく下着姿になった張飛さんがホウキを持って立っています。
関羽さんの顔からも分かるように、何でホウキを持っているのかは僕にも分かりません。
実は魔女っ娘だったとかいうオチなのでしょうか?それなら本編での非力さにも頷けます。


「・・・!」「どうしたの孔ちゃん?」

「むむむ・・・。」「・・・孔ちゃん?」

そんな時、何かに気付く諸葛亮さん。
なんやそない真剣な顔して?あっ、こない大きい風呂は初めてやから緊張しとるんやろwww
――っと、からかってくる魔女っ娘張飛さんを他所に、
諸葛亮さんの顔は険しさを増してゆくのであった。
劉備さんもその様子を不思議そうに見ています。




「・・・ん?」

――と、皆が話をしている横を通り過ぎる人影が。
なぁ、今ここを誰かが通り過ぎなかったか?
――っと、不思議に思った関羽さんがそのことを皆に聞いたのですが、
え?う〜ん…流石のウチでもこない狭い所に誰か居ったら気付くしなぁ…
関さんの気の所為と違うんか?
そうですよぉ、いくら張さんが弱っちくてもこんな狭い所に人が居たら流石に気付けますよぉ。
己は余計な言葉が多いんじゃ、ボケぇ!(ポカッ)痛ぁ〜い!張さんがぶったぁ〜!
益徳…それは逆ギレ…。な、なんやてこのチビっ子ぉ!!
――と言って騒ぎが始まってしまったので、


「私の勘違いだったかもしれん。
まぁ折角来たんだし、さっさと入ろう。」


「せやな、はよ行かんと風呂が逃げてまうで〜!」

と言って、強引に話を打ち切ってお風呂に入りに行くのであった…。






「・・・・・。」

その頃、風呂には先に浸かっている見知らぬ人物の影がありました。
ついさっき関羽さんですら気付かないほどの気配殺しで、
はしゃぐ皆の横をすり抜けた人物です。
関羽さんですら気付けなかったことから、
この人物が相当な手錬であることは間違いありませんが、
気配を殺して近づいたのに何もせずただ風呂に入っているだけなことから、
一体何者なのか、その正体と目的が気になります。


デンッ!

デンッ!!

デデンッ!!!

「うわぁ〜〜!広〜〜〜いっ!!」

一方、ようやく浴場内に入った一向は大感動。
予想以上の広さと設備に感心するのであった。
しかし、そのあまりの大きさにやっほー!やっほー!などと叫んで、
若干山か何かと勘違いして耳を澄ましている劉備さんが、
突然お風呂に向かって走り出すのであった。


「あ、馬鹿、玄徳!走ったら危ない!!」

その様子に慌てて注意を促す関羽さんでしたが、時既に遅く、


「えっ、えぇ!?そ、そんなこと言われても、
車は急には止まれま」


「せぇぇぇぇぇぇ・・・」

ズダァァァンッ!!!

「ああっ、だから危ないと言ったのに・・・。」
「アホやな。」

ダメな大人の典型例の如く、劉備さんは盛大に足を滑らして転んでしまうのであった。




「きゅう〜・・・。」

完璧なるお約束を披露した英雄の図。

――しかし、そんな気絶した劉備さんを岩の陰から付け狙う謎の影が、再び行動を開始します。


ぴちゃぴちゃ・・・。

ぷるる〜ん!

ジャキッ!

カキンッ!

ツツー・・・ッ。

「・・・・・。」

打たせ湯の岩影に身を潜め、日本刀と思しき得物を手にする謎の人物。
殺意を反映しているのか、その鋭き刃が落ちてくる湯を独りでに切り裂きます。
劉備さん達に忍び寄る刺客の影。その正体は誰なのか、皆さんも考えて下さい。


「・・・・・。」

その一方で、その人物と同様に、
浴場に倒れた劉備さんを真剣に見つめる諸葛亮さん。
まるで何かを値踏みするかのような顔で、思案を続けるのであった。


「う〜ん・・・。」「・・なんや?」
「どうしたんだ・・?」


――っと、突然立ち上がり、
今度は関羽さんと張飛さんの胸を真剣に見つめだす諸葛亮さん。
そんな諸葛亮さんの様子に、張飛さんが、
な、なんや人のこと真剣に見つめて。うちの美貌に見とれてしもたんか!?
っと言うと、そんな張飛さんの言葉はまるで聞こえていないかのような様子で、
諸葛亮さんは張飛さんの胸をその指で愛撫するのであった。


「ツンツン!」

「あっ、あはぁ〜〜んっ!!!」

胸が弱点だった様子の張飛さん。
ちょっと突っつかれただけだったのに、思わず昇天しそうになってしまいます。
そして、今度は関羽さんに忍び寄る諸葛亮さんの触手(両腕)


「もにゅもにゅ!」

「ん、んあ・・!?」

「ぐいっ!ぐりぐりっ!」

「っ・・・ふ・・ぁぁ・・・っ!?」

今度は関羽さんがネバーランドへと旅立ちます。
諸葛亮さんの恐るべき絶技の前に、抗う術を知らなかった関羽さん達は腰砕け状態。
股を擦り合わせる二人の脚の間を、透明な液体が伝ってゆくのであった。
ちなみに伝ってるのは温泉です。


ワキワキ・・・。

ガバッ!

そんな揃って身悶えしている二人を他所に、
二人の胸の感触を確かめるように手をワキワキと動かした諸葛亮さんは、
視聴者の8割が鼻血で病院に担ぎ込まれる中、
今度はようやく目を覚ました劉備さんの胸に向かって飛び掛るのであった。


「ぱふぱふ〜!」
「あっ・・こ、孔ちゃん!?」

そんな諸葛亮さんの様子にちょっとうろたえ気味の劉備さん。
やわやわと胸を揉みしだいてくるものの、
懐いてくれてるので邪険にする訳にも行かず、
衆人環視の中でひたすらにナマチチを揉まれ続けるのであった。


「さ、さっきから何をしているんだ!」

しかし、そんな諸葛亮さんの所業に業を煮やした関羽さん
お、おい孔明!いい加減に玄徳の胸を揉むのを止めろ!
さっきから女同士で何をやっているんだお前は!?
わ、私だって、その…し、したいとは思いつつ、あんまり玄徳の胸には触れないというのに…。
こ、子供だからって卑怯だぞ!――っと叫び、諸葛亮さんに怒り出すのであった。
しかし、自分の行為の正当性を訴えるかのように、
諸葛亮さんは関羽さんと張飛さんに向かって言い放ちます。


「だって二人のおっぱい・・・。」

「ん?うちらのおっぱいがどうかしたんか?」
「・・・??」

「固いんだもんっ!」

ピシッ!

思わぬ言葉のナイフに石化する二人。
何で背景まで石化してるんだ?とかいう野暮な突っ込みはいいとして、
女としてはショックすぎる子供の正直な感想に、
二人はただただひたすらに石化し続けるのであった…。



そんな中、取り巻きの闘士二人が石化したのを前に、
再び映し出される謎の人物の姿――。
その正体はいったい誰なんだっ!!



お前は一体誰なんだ――!!?



えぇーい!さっさと正体を現せぇぇぇ!!!


「はふぅ〜・・・・・ビバビバ。」

――その正体は趙雲さんでした!

そんな訳で、今日も成都には平和な時間が過ぎ行くのであった……。