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「まじかるまじかる・・・うちの魅力で、
あんさんらは毎日此処に通いつめるようになる!
それ!ミ・・ミラクルビ~ム☆」


そんな訳で、奇跡を起こしたい管理人のあこぎな人気取り企画『一騎当千パンチラレビュー』の第六弾です。
今コレを読んでくれているアナタとの出会いが、僕のミラクルです!(すみません)
前回では典韋さんを中心にパンチラシーンを貼りまくり、
典韋さん萌え萌え~!みたいな感じで作っていたのですが、
その事自体は拍手的にまったく反映されませんでした。…(´∀`)あれ??
その所為か、これはもしかしてあれか?遠回し且つ直接的に「もうやめろ!」って言われてるのか?
とかも思いましたが、恐らく僕と似た属性の人が少なかっただけだと思うので、
同士に巡り会える奇跡を信じて、今日も懲りずにDragon Destinyです☆(すみません)。
そんな訳で早速行こうと思います。






成都学園にて、第一話でチラッと出演した猿みたいなジジイの忠告により、
これからの戦いには切れ者の軍師が必要だと言われた関羽(カンウ)さんは、
軍師を求めて一人、サラエボ火山の近くにあると言われる、
妖精の村へと通じる迷いの森へと足を踏み入れたのだった。


「張さぁ~ん!」

「張さぁ~ん!」「おう!どやった!?」

「ぜはぁ・・ぜはぁ・・ちょ、張・・・さん。」
「いや、もう確実に聞こえとるからな?
ボケとしてはなかなかやけど。」


その頃、関羽さんが成都学園に居ないことに気づいた張飛(チョウヒ)さんは、
君主である劉備(リュウビ)さんを使い、学園中を捜索していたのであった。


バンッ!バンッ!「張さん!よく考えたら、
何で私だけが探さなきゃならないんですか!?」


ようやくそのことに気付いた劉備さんは、張飛さんに対して猛抗議をするのであった。
しかし張飛さんは特に悪びれた様子も無く、
生徒指導の先生に隠れて大量に持ち込んだお菓子(ガール)を黙々と食べながら、
劉備さんに諭すかの如く、淡々とその理由を説明し出すのであった。
ええか玄徳…一騎当千は萌えアニメや。萌えに必要なもの、それは乳や!パンチラや!!
せやけどな?乳っちゅうんはパンチラと違って、端から持ってないとあかん。
『走る→揺れる』。これは巨乳キャラにのみ許された特権なんや。
せやから、選ばれし巨乳キャラであるおんどれが走り回るんは宿命…そう!
まさに闘士であるウチらに課せられた運命そのものなんや。目覚めた乳線は交わった運命線なんや!
分かるやろ?原作者も必死なんや。ここの管理人みたいにな…。――っと。


ガランガラ~ンッ!!

しかし、張飛さんの説明に納得できなかった劉備さんは逃走。
アタシ…アタシ…そんな役回りは嫌ぁー!!と叫びながら、図書室を飛び出すのであった。


結局すぐに躓いて逃げられなかった劉備さんの図。

「キノコ食うか?」「えっ・・いや・・・。」

――その頃の関羽さん。
無限ループにハマりつつも、ようやくキーキャラクターであるキノコの妖精さんとエンカウント。
関羽さんは、軍師が待つ妖精の村まで連れてって欲しい。と、頼むのであった。


「ほれ、いいから食え!むしろ食わずに咥えろ!
ワシのと同じでビッグマグナムなコレを。
・・・できれば下で口で。」


「ご老人・・・それはセクハラだ。」

しかし、単なるセクハラジジイだったキノコの妖精。
そんなに行きたいなら連れてってやってもいいけど、そんかわり咥えてくんない?ねぇ、咥えてくんない?
――と、関羽さんにどっちの話だか分からない交換条件を出して、
何度も何度も執拗に迫ってくるのであった。しかし、闘士とはいえ関羽さんも女の子。
その、むしろ清々しさすら覚えるあからさまなセクハラには怒り心頭。
二人の間に険悪な雰囲気が広がってゆくのであった。


はんむ・・はんむ・・。

(自分のと同じだと言っていたのに・・・。)

しかし、関羽さんが食べてくれそうもないと悟ったキノコの妖精は、
それを(生のまま)自分で食べてしまうのであった。
その様子を見ていた関羽さんはちょっとドキドキ。
まさか自分で食べるとは…れ、連想したりとか…しないのか?
――と、今までからは考えられない乙女な反応をしてしまうのであった。


「おぬし処女じゃろ?」
「――なっ!?・・き、貴様っ!!」


そしてそんな関羽さんの反応を見た妖精がまたしても露骨なセクハラを実行。
さっきから黙ってれば何なんだこのキノコは!私を関雲長と知っての狼藉か!?
――と、いい加減我慢できなくなった関羽さんは戦闘姿勢をとり、
妖精をボコボコにすることを強く決意するのであった。


「隙あり。」

「なっ・・に・・・っ!?」

「好きだに・・・なんちって。」

「なっ・・に・・・っ!?」

しかし思いのほか強かった妖精。
瀬田宗次郎並みの縮地で関羽さんに詰め寄ると、
一つだけ言っておいてやろう。儂が放送コードを気にしない人物であれば、
この指は間違いなくお主のチョメチョメに入っていた!例えば鼻の穴とかね?

と、自分の特殊な趣味を暴露してくるのであった…。




「ふむ・・少し大人気無かったかのぉ。」

そして、そんな妖精の巧みな話術に翻弄された関羽さんは、
為す術もなくほとんど一方的にやられてしまうのであった。


「いくら特Aランク闘士の関雲長が相手とは言え、」

「最強の毒性を持つ毒キノコを素にした、
相手に幻術を見せる香まで使ってしまうとは・・・」


「儂って・・・もしかして非道?外道?
盗んだバイクで走り出す、それは不良!
・・・みたいな感じ?」


と思ったら、毒ガスを使っていたキノコの妖精。この上もなく邪道で最悪です。


「とは言え、そんな事にも気付けない輩が義兄弟では、
劉備玄徳もたかが知れておるな・・・。」


にも拘らず言いたい放題の妖精は、
ハッキリ言って勝てば官軍という言葉の体現者なのだった。


「うっ・・ぅぅぅ・・・!」

「ぐぅぅぅ・・・っ!」

「ま、まて・・・」

「貴様がどんな卑怯な手を使ったとしても、
それは別に構わない・・・。」


「だが・・我が君主を馬鹿にすることだけは、
絶対に許さん!!」


「――何があろうともなっ!!!」

しかし最後の一言が仇となった妖精。
ハンター試験時のゴンのように体中が麻痺していた関羽さんでしたが、
劉備さんを侮辱されたことに対する怒りで力が回復。
ヨロヨロとおぼつかない足取りながらも必死で立ち上がってくるのでした。


(・・何故だ?何故立てる!?)

その様子に驚愕するキノコの妖精。
馬鹿な!毒ガスが訊いていない筈は無い。
現に括約筋は完全に麻痺しておるではないか!
では何故だ!?何故立って来られるのだ!?
――と必死で考えながらも、
関羽さんが倒れていた時に入った黒い靄に怒る視聴者に対し、
さり気なく製作側の弁明を伝えてくるのであった。


(では何故・・・)

(――はうあっ!?)

はんむ・・はんむ・・!

(儂・・・あのとき毒キノコ食っとるやん!)

関羽さんが立てる理由に気付いてしまったキノコの妖精。
これってもしかしなくても幻覚じゃね?儂が見とる幻覚じゃね!?
ってか、効いてるのは確かだけど、儂の方がより一層だよね!?
――と、計算外の事態に慌て出すのであった。
しかし時既に遅し。


「はぁぁぁああっ!!」

バキンッ!「ぐわぁぁぁ!!?」

「う、腕が・・・っ!!」

「これでトドメだ!」

「セクハラジジイ――っ!!」
「はぐぁ!?」

セクハラへの怒りに燃える関羽さんは、
自ら食した毒キノコにラリっているキノコの妖精を、容赦なく成敗するのであった…。


「あ、あのぉ~・・・。」

「・・・・・。」

――同じ頃、結局関羽さんを追って迷いの森に足を踏み入れた劉備さんと張飛さんだったが、
そこでも刺客が登場。張飛さんは自分一人で相手を引き受け、
劉備さんを一人先へと進ませたのであった。
そして出会った劉備さんと一人の少女。



彼女の名前は画像の通り。三国志演義では、
現代でもその名が残るほどに戦略・戦術、そして政治に長けた天才軍師でした。
三顧の礼に感激して劉備陣営に加わった後は、その才能を惜しむことなく発揮。
数多の敵の名将・猛将・知将をその知略で幾度となく退けました。
劉備の蜀建国を助け、天下三分の計を実行。劉備亡き後も暗君だったその息子を助け、
軍事・政治両面を担当するという激務で身体を壊し亡くなるまで、
亡き劉備の見果てぬ夢を叶えようとし続けたのでした。


でも見果てぬ夢云々以前に
溺れ死にそうな諸葛亮さんの図。


「あ、あの、しっかりして下さい!」
「・・・・・。」

劉備さんがもう一度声を掛けようとしたところ、諸葛亮さんの釣竿に龍がヒット!
ネ、ネネネ、ネッシーだ!ネッシーだぁ!!と騒ぐ劉備さんを他所に、
諸葛亮さんはそのまま沼に引きずり込まれてしまうのでした。
しかし見捨てる訳にも行かない劉備さんは、泳げないにもかかわらず沼にダイブ。
自分も溺れそうになりながらも、張飛さんのお菓子を勝手に食べたことを暴露しながら
なんとか救助することに成功したのでした。


「あ、あのぉ~・・・?」「・・・・・。」

「・・・し、死んどる!!?」

しかし諸葛亮さんは既に息を引き取っていたため、この事態に劉備さんは大慌て!
ど、どど、どうしよう!人気の無い山奥でこのシチュエーション…
こ、これじゃ間違いなく私が犯人にされちゃうよ!私はやってない…私はやってないのに!
…ち、違いますよー!違いますよー!私は犯人じゃないですよー!!
――と、人気が無い山奥でわざわざ大声を張り上げ、無駄に人気を集めようとするのであった。


「――あっ、そ、そだ!じ、人工呼吸!」

一頻り叫んだ後ようやくそこに辿り着いた劉備さん。
もっと早く気付いてれば成功率がもっと高まったのですが、その辺はまぁドジっ娘キャラのご愛嬌。
愛嬌で折角の蘇生のチャンスを潰される方としては堪りませんが、
兎に角、劉備さんは人工呼吸を試すのであった。


「で、でもどうすれば・・・?」

「――はうっ!」

しかし救命救急の講習を受けたことが無かった劉備さんは、
人工呼吸…人工呼吸……。と、やり方が分からずに困ってしまいます。
しかしそんな時、狼狽する劉備さんの頭の中に、
昔テレビで見たとある人工呼吸のシーンが鮮明に蘇るのであった。


劉備さんが昔見たとある人工呼吸のシーン。

(・・・よ、よし、これだ!)

「し、失礼しまぁ~っす・・・。」

そしてようやく実行に移す劉備さん。
散々迷って時間を使ったため蘇生確率はかなり低かったのですが、
神の見えざる手が発動したのか、
この人工呼吸で諸葛亮さんは奇跡的に復活を遂げるのであった。


「ん、んん・・・。」

「益徳・・・?」

その日の夕方、目が覚めた関羽さんが辺りを見回すと、
はだけた格好の張飛さんが隣りで眠っていたのであった。
え、益徳?…ま、まさか……!――っと、関羽さんが何かを確認しようと慌てていると、
部屋の片隅からどこかで聞いた声が聞こえてくるのであった。


「う~む・・ナイスパンティ・・・。」

(誰だお前は・・・?)

と思ったら知らない人でした。彼の名前は黄忠漢升(コウチュウカンショウ)。
三国志演義では呂布や夏侯淵と並ぶ弓の達人であり、曹操軍と漢中の地を争った定軍山の戦いでは、
三国にもその名が知れた曹操軍の猛将で漢中方面総司令官だった夏侯淵を討ち取るなど、
老将黄忠、老いてますます盛んなり。と評されるほど、年齢を感じさせない活躍をした、
蜀軍五虎大将軍が一人の猛将でした。
――がっ、ここでは単なる下着フェチの坊主と化しています。


「すやすや・・・う~ん・・・
そんなんもう食べられへんよぉ・・・。」


(・・・・・。)
「妖精殿。諸葛孔明は何処に?」
「ふむ。今頃はお主達の劉備に会っとる頃だろう。」

関羽さん自身は妖精を倒したのですが、香の効果により結局は意識を喪失。
その後黄忠さんと戦った張飛さん共々妖精の家に運ばれ、看病されていたのでした。


「関さぁ~ん!」「う、うわっ!?」

関羽さんが目覚めてから暫くすると、諸葛亮さんと共に劉備さんが帰宅。
無事だった関羽さんの姿を見るなり抱き付いてくるのであった。


「えっ、あ、その・・げ、玄徳!?」

「う、嬉しいのだが・・その・・・。」

その様子に戸惑い気味の関羽さん。どうして良いのか分からず困ってしまうのでした。
しかしそこに救世主が登場し、


「抱きしめ返せばいいんじゃない?」
「そうですよぉ!私関さんのこと大好きなんですからぁ~!」

「えっ?あ、いや、その・・・」

「だ、だがやはり私達は女同士だし・・・」

もう、じれったいなぁ…。最近は百合ブーム…っつーかまぁ、
なんかもう一段落して定着してる気もするけど、
最近では女同士の恋愛も萌え~!みたいな感じなんだからさぁ、
取り敢えず抱き返せばいいんじゃない?そしてキスすればいいんじゃない?
っていうかもうむしろ、そのまま着物脱いで乳繰り合っちゃえばいいんじゃない!!?
――と、アドバイスをしてくれるのでした。


「妖精さん・・・グッジョブ!」

その意見に激しく同意し歓喜の涙を流す黄忠さんだったが、
お前今度儂のこと妖精って言ったら殺すから!と言われたため、
仕方なくお風呂の準備を整えに向かうのであった。


ゴシゴシ!「願い事が一つだけ叶うなら~♪」

シャワシャワ!「想いを隠しても同じ夢追いかけたい♪」

キュッキュ!「胸に咲いた硝子の花~♪」

そして待望のお風呂タイムに突入。
全ての視聴者は行動を停止し、ブラウン管に釘付けとなるのであった。


「ん?どうしたの孔ちゃん?」

「おっぱい触らせて・・。」
「・・・えっ!?」


「つんつん・・。」ポヨンポヨン!

ポヨヨ~ン!「や、やぁ~ん!」

しかし、お乳…牛みたい…。と、
そんな視聴者の心を見透かした諸葛亮さんが大胆な行動に出てしまったため、
このシーンを見ていた視聴者の実に62%が出血多量で病院に担ぎ込まれることとなり、
一時、オタク業界はパニックに陥ってしまうのであった。
ちなみに、鼻血の理由の約47%は諸葛亮さんの裸が原因です。


「玄徳~!」
「きゃはは、もうやめてよ孔ちゃ~ん!」

「むっ・・・。」

しかし視聴者の大半が病院へ担ぎ込まれていた一方で、
なんなんだあの小娘は…私の玄徳といきなりあんな親しげに接して…。
――と、関羽さんは若干不機嫌になっていたのだった。
そしてさらにその一方で、


「しっかし、このハゲぇ!
うちを試そうとはどーいう了見やねん!?」

「す、すいません・・・。私としては、
貴女のようにとても可愛らしい方に手を掛けるのは、
正直気が引けたのですが・・・
そこのハゲの命令だったもんで仕方なく・・・。」

「おいハゲッ!お前もう絶対殺すからな!?」

(可愛い・・・!)

「あ、あんさん・・け、結構気の利くタイプやな。」

「ま、まぁ、そーいうことなら、
今回だけは見逃しといたるわぁ!」

「は、はぁ・・・どうもです。」

張飛さんたちは何かよく分かんないけど、フラグを立てていたのであった。


「お主、百合っ気あるじゃろ?」
(――っ!?)

「言っとくが隠しても無駄じゃぞ?
ハッキリ言ってED曲はお主の歌じゃからのぉ。」

「・・・・・。」

「好きなんじゃろ?」
「ば、馬鹿馬鹿しい!だ、誰がそんな・・・。」

そんな張飛さん達を他所に、さり気に核心を突かれた関羽さんは、
な、何を言ってるんだこのキノコの妖精は!?まだ毒が残ってるんじゃないのか!?
と言ってその場を立ち、話題を逸らして誤魔化そうとするのであった。


ドサッ!

「くっ・・・!」

「まぁえーじゃないの、百合でも。
ってか、それ以上逃げると中身見えるよ?
下着付けてないんだし・・・。」


しかしまだ痺れが残っていた関羽さんは転んでしまい、
逃げることに失敗してしまうのであった。
そして次の日、諸葛亮さんを連れた三人は成都学園へと帰還し、
許昌に狙われた理由に感づいた周瑜さん達南陽、
個人で天下を狙うべく龍玉を求めて南陽に乗り込んできた賈詡さん。
それぞれの思惑の下、物語は動き出すのであった…。



第六話 完




「あ、あんだけ恥ずかしい事させたんやし、
また来てくれへんかったら怒ってまうからな!?」