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「あれ、まだ続くんだ?」

続きます。そこにパンチラがある限り!そんな訳で一騎当千パンチラレビューの第五弾です。
前回は何を血迷ったのか一枚目に男キャラを持ってくるという暴挙に出てしまい、
大変申し訳ありませんでした。深く反省しております。拍手押して下さい。どうでもいいですね。
しかし今回は番組スタッフも反省したのか、前回のパンチラ不足を補おうと必死だったようなので、
僕も必死で手を抜きながら可能な限りパンチラシーンだけで繋いで行きたいと思っています。
という訳で、早速行こうと思います。



カシャッ!カシャッ!
「撮れた?」
「あぁ、バッチリくっきりだぜ!」




「・・・・・。」
「へへっ、ごちそうさまでしたwww」
「あーっ!マー君本気になっちゃダメよぉ?」

許昌学院の中等部に転校して来た典韋(テンイ)さんだったが、
そこで激しく、そして凄惨なイジメを繰り返し受けていたのであった。



その背景にあったのは父親殺しという汚名。
父親に何度も何度もレイプ(ゴム無し)され続けた典韋さんは、ある日、
勢い余ってお父さんを殺してしまったのでした。尊属殺事件みたいですね。


「救いと栄光と力とは、我等・・神のものであり、
その裁きは真実で正しいものである。」


「あ、あぁ・・マリア様・・・。」

そこに偶然現れたのは司馬懿(シバイ)さんでした。
今まで何してたの?傍観してたの?むしろ黒幕ですか!?
そう突っ込む視聴者達を他所に、心も身体もボロボロに傷付いていた典韋さんはノックダウン。
司馬懿さんの何かよく分かんないけど何となく凄そうな言葉に感動し、
救いを求めて司馬懿さんに付いて行くことを決めるのでした。


ギリリッ・・・

――バヒュウンッ!ビリビリ~!
「くっ!?」


「・・お宝は何処ですか?」

そして司馬懿さんのために龍玉を求めてやって来た典韋さんは、
それを持っている呂蒙(リョモウ)さんに有無を言わせず襲い掛かるのでした。


ヒュヒュヒュンッ!

「くっ、一本しか番えてないのに、
飛んできたのは三本だと!?
どんな補正だ!必中か!?」


「はぁぁ・・・」

ガシッ!バヒュー・・・

ザクッ!「あっ・・ぐ・・・!」

そして襲い来る三本の矢。
一本は掴み、一本は躱して何とか防いでいた呂蒙さんでしたが、
毛利元就さんの格言通り、三本目の矢で左手を墓石に打ち付けられてしまうのでした。


「はぁ・・はぁ・・。」

「マリア様が言ってましたよ、私達は善なんだって。
だから悪を滅ぼさないといけないんです。」


「はぁ・・はぁ・・マリア・・・様・・・?」

「今聞いてんのは私なんだよ!」

典韋さんの言動から、その背後に龍玉の事を知る誰かがいることを推測した呂蒙さんでしたが、
生憎典韋さんは気難しいお年頃。
誰かに何かをするのもされるのも自分中心でないと気が済まなかったため、
質問をどうぞ?と聞く前に質問された事が逆鱗に触れて、5発目の矢を放ってしまうのでした。
ちくしょう、突然現れてなんなんだこの小娘は!?呂蒙さんも内心かなり怒り気味です。




しかし南陽四天王の一人である呂蒙さん。
この程度で負ける訳にも、こんな所で龍玉を失う訳にも行きません。
刺さった矢ごと手の拘束を解くと、
アタシだってねぇ、伊達に眼帯してる訳じゃないんだよ!
――と、失血気味な所為か若干混乱したことを叫んで典韋さんの背後に回りこみ、


「はぁはぁ・・い、今何色の下着穿いてんの!?」

「――ってイタ電が最近掛かってきたけど、
そんなに気になるなら一騎当千DD見ろよぉぉぉ!!」


ズダーーーンッ!!!!!

「きゃあぁぁぁああぁああぁぁぁ!!!」

若干八つ当たり気味の波動拳を放つのでした。


「ぜひゅー・・ぜひゅー・・・」

「ーーごふっ!」

内臓をやられたのか、苦しげな息遣いで盛大に血を吐き出す典韋さんでしたが、
怒り出した呂蒙さんは止まりません。


「はぁぁぁぁ・・・」

「あぁぁぁぁ・・・」

「どりゃあぁぁぁぁ!!!」

ズガーン!バキッ!バキキッ!!
「ぎゃあぁぁぁああぁぁああ!!!」

凄まじい助走を付けたシャイニングパンチラを叩き込んで
既に内蔵をやられている典韋さんのアバラを確実に数本はもっていくと、
さらに追い討ちをかけるように、






ズダンッ!!

メキッ!バキッ!

ローリングパンチラもお見舞いするのであった。
喰らってないのに大きいお兄さん達もあまりの興奮で目が回り始めます。


バキキッ!ミシ・・メキメキ!
「さぁ答えろ!お前は何者だ!?」
「あぅ・・・きゃっ・・は・・・!」

「あぐぅ・・あ・・うぁぁ・・・!」

猛烈な力で典韋さんを締め上げ、答えろと言いつつ答えさせる気が無い呂蒙さん。
そんな呂蒙さんに対し、コイツ…不条理だよ…!と思う息も絶え絶えの典韋さんは、



心の拠り所である司馬懿さんを思い浮かべて、
マリア様…今のこの状況も…





過去に起こった出来事も…


(…それは全て私の試練なのでしょうか?
それとも普通なのでしょうか?)


――と、心の声で問いかけるのでした。


(でも…少しでも貴女に近づけるのなら…)

しかし、当然司馬懿さんから帰ってくる答えはありませんでした。
コレが普通だったら世の中の女性は皆グレてしまいそうですが、
純粋な典韋さんは試練に耐えることで司馬懿さんに近づけると信じ、
最後の力を振り絞って自分の得物に手を伸ばすのでした。


――ジャキンッ!

そして煌く一振りの刃。


「うああっ!!?」「フ、フフ・・・」

「あぁ・・・ぅ・・・」「ハハ・・・」

「がふっ・・は・・・あぁ・・ぁぅ・・・」
「いいよ、そんなに怯えなくても。」

「どうせすぐに楽になるから!」

胸を刺されてビクビクと痙攣する呂蒙さんに対して典韋さんは冷酷に死の宣告をし、
僕は「オーマイガット!」と叫ぶのであった。


「ハハ・・さようなら。」

しかし、そんな典韋さんの背後に一人の人物が登場するのでした。


カキンッ!

――カッ!

ガキーンッ!

「それ以上の暴挙は見過ごせません…。」


彼女の名前は画像の通り。三国志演義では、
「常山(ジョウザン)が趙子龍ここにあり!」の決めゼリフ?と共に現れ、
長坂の戦いでは曹操(ソウソウ)の大軍の中から単騎で劉備(リュウビ)の一人息子を見つけ出して救出したり、
定軍山(テイグンザン)の戦いでも孤立した武将を単騎で助け出したりと、曹操も配下に欲しがった、
劉備に忠誠を誓った蜀(ショク)の五虎大将軍の一人に相応しい、勇猛で義に篤い武芸の達人でした。
そんな雲さんは登場早々に斬鉄剣を披露すると、
呂蒙さんを手に掛けようとしている典韋さんを止めるため、典韋さんに向かって刀を抜くのでした。


「お止めなさい。貴女では私に勝てません。」
「う、うるさいうるさいうるさい!」

しかし相手は気難しい年頃の典韋さん。
趙雲さんは親切心から抵抗しなければ見逃してやると言ったのですが、
それが逆鱗に触れてしまったため、
典韋さんは満身創痍の身体ながらも趙雲さんに猛然と襲い掛かるのでした。


タッタッタ・・・

「やぁぁぁぁああ!!」






しかしまったく当たらない攻撃。全て躱されてしまいます。
でも諦めない典韋さん。


「フフ・・やるわね!」

何て自信ありげに言うと、今度は得物を軸に身体を回転させ、




「ならこれでどう!?」


「たぁぁぁぁ!!!」

――と、刃物が飛び出した靴先で強烈な蹴りを繰り出すのでした。


ブォン!ヒョイ。

でも躱される攻撃。やっぱり当たりませんでした。
というか、ここで当たったら趙雲さんは何もせずに退場ですからね。


「・・・・・。」

「むんっ!」

そして仕返しとばかりに放たれる趙雲さんの後ろ蹴り。
身の軽い典韋さんは猛烈な勢いで回転しながら吹っ飛ぶと、
巨大な十字架の墓石に激突し、その瓦礫と共に崩れ落ちてしまうのでした。
ちなみに、壊れたお墓の修理代は当然のように持ち主達が自腹を切ることになります。
仏教だろうがキリスト教だろうが何だろうが、そこに救いは一切ありません。


「・・・・・。」

しかしその直後、死んでもおかしくないほどの重症を負って倒れていたはずの呂蒙さんが、
その手に龍玉を持って立ち上がるのでした。


「・・・・・。」

しかし意識の無い呂蒙さん。
重傷を負った所為で左目に封印されていた龍が暴走し、
その闘気は龍の形となって趙雲さんに襲い掛かるのでした。


「――はぁっ!」

とはいえ、そこは流石の趙雲さん。
「常山が趙子龍ここにあり!」と叫ぶと、怯むことなく刀を一閃。


「また、つまらぬ物を斬ってしまった・・・。」

呂蒙さんの制服を無残に斬り捨てるのでした…。
何故かパンツと制服の胸の部分の一部は残ってしまっていますが…。



「・・・りょ、呂蒙さん!?」

(なんて素晴らしい格好で・・・。)
「のあっ!?も、蒙ちゃん!?」

その夜の周瑜(シュウユ)邸。
突然聞こえてきた声に導かれて周瑜さんが玄関先へと出ていくと、
そこには南陽学院では行方不明とされていた呂蒙さんが倒れていたのでした。
その本格的且つ大胆な綾波コスに周瑜さんも大興奮!
思わず鼻血を出しながら恐る恐る触ろうと手を伸ばしていた
のですが、
孫策(ソンサク)さんが来てしまったため断念せざるを得ませんでした。


「ん・・んん・・・。」

そして運び込まれた呂蒙さん。ようやく目を覚まします。


「気が付いたか、呂蒙。」
「・・・?誰だお前は?」

「記憶喪失か。面倒な事になったな・・・。」

しかし記憶を失っていた呂蒙さん。
同じ南陽学院の仲間である楽就(ガクシュウ)さんのことどころか、
自分の名前すらも思い出せなくなっていたのでした…。


「蒙ちゃん何処行ってたのさ!
しかもそんな大怪我までしてー!」

「心配かけてすまない、孫策。」
(・・・あれ?)

と思ったら、そうでもなかった呂蒙さん。至って正常な状態でした。
楽就さんの目にキラリと光るものが流れます。


ガバッ!
「…はっ!りゅ、龍玉!龍玉はどうした!?」
「龍玉?」「って何?」

っと、突然起き上がる呂蒙さん。
自分が龍玉を持っていないことに気付いて皆に尋ねますが、
端から何も持っていなかったことを告げられます。
ちくしょう、アイツだ!あの刀の奴が龍玉を!!何かオカシイと思ったんだ!
だってそーゆう展開にでもならなければ突然出てくる意味が分からないもん!
なんて事だ…私としたことがそんな事にも気付かなかったなんて!
普段目を瞑ってる奴にロクなキャラはいないというのに…まぁ私も片目は瞑ってるけど…。
趙雲さんが龍玉をパクったことに気付いて慌てる呂蒙さんでしたが、


「あっ・・・ぅ・・・。」ドサッ!

騒いだ所為で傷口が開き、またもや気絶してしまうのでした。
しかし、その様子を見ていた楽就さんが呟きます。


「ふむ・・呂蒙の包帯姿は、
まさに綾波レイそのものだな。萌えるぜ!」

「楽就さんも仲間だったんですね!
これで眼帯をしてくれてれば最高だったんですけどね。」


エヴァ好きだった二人は大盛り上がり。エヴァの話を交えつつ、
呂蒙さんがもうちょっと感情を殺して話すキャラだったらもっといい感じだったんですけどねぇ。
おお確かに。欲を言えば、プラグスーツとか着た上から包帯してくれてれば、
これ以上無いほどパーフェクトだったんだけどな。
あ、ですよねぇ!僕もそう思ってましたよ!――と、大ハシャギするのであった。


「酷いよ、みんな酷いよ!
蒙ちゃんがこんなにボロボロになってるのに、
波がどうとかPRIDEがどうとか・・・
サーフィンや格闘技の話なんて、何時でも出来るじゃない!」


しかしアニメの話しは分からなかった孫策さん。
分かってたらもっと怒ったかもしれませんが、それでも皆の態度に怒りが沸点を突破。
その怒りで体内に眠る龍が暴走を始めます。


「す、すまん孫策!だがこれはヲタクの習性なんだ!
ってか誰もサーフィンとかの話はしてないぞ!?」

「そ、そうだ!落ち着け伯符!確かに楽就さんはヲタクで、
呂蒙さんの心配もまったくしなかった酷い人だけど、
僕は心配してたんだ!ってかそもそも僕はヲタクじゃない!」

「あっ、汚ねぇぞ周瑜!自分だけ逃げる気か!?
孫策!ホントは周瑜の方がアニメに詳しいんだぞ!?」


罪を擦り付け合う二人。孫策さんは以前にも龍が暴走したことがあり、
しかも二人はその事を知っていたため、ヤ、ヤバイ!このままでは殺される!
まだ今期のアニメの途中なのに、最終回を見ずには死にたくない!

――と、焦りまくります。アニオタの鑑ですね。


「チェストォォォ!!!」ズビシッ!

「アニメの魅力が分からないなんて、不憫な子ね…。」

しかし、二人が殺される寸前で呉栄(ゴエイ)さんが登場。
手刀で孫策さんを気絶させ、一先ずその場を収めることに成功したのでした。


「惇よ・・俺は直に魔王になっちまうだろう。」

――同じ頃、許昌学院の曹操さんは、
親友である夏侯惇(カコウトン)さんに自分の未来に関する事を話していたのでした。
この闘士の証である勾玉に秘められた1800年前の武将達の魂は強力だ。
俺は心を乗っ取られ、龍が暴走し、そして魔王になっちまったら…
惇!お前にまで手を掛けちまうかもしれねぇ!そんなことになったら俺は…。
しかし、そんな曹操さんの悩みを聞いた夏侯惇さんは曹操さんを諭すように――


「お前にぶっ殺されるってんなら・・それも悪かぁねぇ。」

俺達は親友だ。郭嘉(カクカ)の野郎はもう死んじまったが、それでも俺達の心の中に居る。
俺も同じだ。たとえ死んでもお前が生きていてくれれば、俺達の事を憶えていてくれれば、
それは生きているのと同じことだ。だから…親友であるお前の手に掛かるってんなら、それも構わねぇ!
――と、語るのでした。


「・・・フッ、ありがとうよ惇。それを聞いて安心したぜ。」

「これで心置きなくお前をぶっ殺せるってもんだ!」
「・・・えっ?」

親友との中を深めた曹操さんは、いよいよ天下を狙って動き出すことにするのでした。





「典韋は敗れたか・・・。」

「・・・・・。」

次の日、典韋さん達が戦った場所を訪れた司馬懿さんは、
何かを思案するかのように戦場跡を見つめると、そのままそこを後にするのでした。
その一方で、自分の持ち駒に電話で連絡。とある策を実行に移します。


「とある人の命令でアンタに用事を伝えに来た。」


彼の名前は画像の通り。三国志演義では魏の五将軍の筆頭とも言える人物で、
合肥(ガッピ)の戦いでは呉の総大将である孫権(ソンケン)自らが10万もの大兵力で押し寄せたものの、
これに対して城に駐屯していたたった800人の兵で出撃。
奇襲を仕掛けて呉軍の出鼻を挫くのでした。
その後も籠城戦で呉の猛攻に耐え抜き、敵が諦めて帰ろうとした所で再び出撃。
その追撃で孫権の喉元まで迫り、孫権に「張遼がいる限り合肥は奪えん。」とまで言わしめました。
この戦いの後も呉では張遼の名を聞くだけで泣く子も黙ると恐れられ、病気になった際には、
皇帝とほぼ同等の地位に居た曹操自らが直々に見舞ったほどに重宝された人物でした。

――がっ、ここでは司馬懿さんの単なる使いっぱにされています。


ビリリッ!

ビリビリ~!

「なっ!?きゃあ!」「へへっ…。」

そんな張遼さんは、特に必要ないけど取り敢えず一騎当千だから。という理由で、
賈詡(カク)さんの洋服を破いてから伝言を伝えることにします。
アンタもうお払い箱だってよ。多分だが…
郭嘉さんが居なくなってギリギリシーンが出来なくなったからだろうな。
それに次回は典韋とは別のタイプのロリっ娘も登場するみたいだし、
パンツ見せるだけなら人材は他にもいっぱい居るってこった。お気の毒!


(くっ・・・。)

既に自分の代わりの新軍師、
許昌学院NO.2の司馬懿さんが居たことにショックを受け悔しがる賈詡さんでしたが、
くっ…張遼の言う通り、確かに今の私ではギリギリシーンも担当できない。
――と諦め、その場を去る張遼さんの後姿をただ見守ることしか出来ないのであった…。



第五話 完




「あの・・私はもう出ないと思いますけど、
取り敢えず次回も見て下さい。
そしたらその・・・ほっぺにキスしてあげますから!」